2024/2 92m3 整備録

2/3 127500km エンジンオイル交換

2/7 127800km サスペンション交換 BC→Spirit Spec-S Gluck Racing仕様,スタビブッシュ注油,アンパネナッター交換

F:Bestex 18kg/f 6インチ → Swift 18kg/f 4インチ 干渉対策

R:Swift 26kg/f 7インチ

2/12 128000kmステアリング舵角センサー清掃

2023/8 92m3 整備録

3ヵ月連続で黒いのスタートです いやになってきた

8/11 VANOS Solenoid Valve Bank 1 Exhaust,フィラーキャップ,タイヤ交換 128000km

8/12

Gluck Racingでの作業: ハブベアリング交換,タイヤ交換(Ventus TD),4輪アライメント,エンジンマウント救出,リアスプリング組みなおし,マフラー干渉対策

diy:パドルシフト取り付け,M-DCT GTS 再Flash(ZB:7848442 → 7845773),DCT校正

115000km

8/16 Active Autowerke パワープーリー取り付け 115200km

6PK1420

2023/7 92m3 整備録

悲しいかな 今月の整備も黒いやつスタートです

7/1 黒 イグニッションコイル交換,BANK1 VANOS Solenoid Valve Intake交換 127000km

交換後

7/9 白 車高調取り付け エアクリ清掃 114600km

7/13 白 スパークプラグ交換 114800km

7/16 115000km ゼロオフセットフルバケサイドステー,ヘッドライトバルブLED化

黒 7/30 127583km デフオイル ミッションオイル交換

めも

エンジン回り

GruppeM RAM Air System S65

Active Autowerke Power Pulley

ちゃんめーオリジナル強化スロットルアクチュエーター

京都Assist Laptorr センターパイプ 触媒なし版 + ModPipe 2

Sunbeam リジットエンジンマウント S65

STG Racing アンダーパネル

足回り

Enkei GTC01RR 10.5j +23

Endless CC40 F/R

油脂類

MOTUL 10w60 100% Synthetic, PowerCluster Bilenza PRO 10w60

Fujita Engineering Brake Fluid for GT Racing

Castrol 75w140 Differential Oil

内装

Recaro RS-G BK

Sabelt 4-Point Harness

Yupiteru Z210 やすいドラレコ

外装

LUX H8 Angel-Eye LED

LCI Tail-Light

GT4 Front lip-spoiler

E92 M3 コンピューター 基礎知識・ケーブルの選び方編

DIY派の方は多いものの,コンピューターにはなかなか手が届かない方が多いんじゃないでしょうか.

そこで,今回の記事ではそんなしがないDIY派の皆さんの役に立つ情報を置いておきます.

ここでの最終目標は基本的な仕組みの理解,並びに実際にINPAで車両へアクセスできる事です.

基礎知識

前提条件としてWindowsを使用します.VMwareとかでゲストOSにしてもいいかもしれませんが,あんまりUSB PassThroughとかにどうも信頼を置けないので,Nativeで動かしたほうがぼくはすき.お好みでどうぞ.

とりあえず図に起こしました.基本的なブロックダイアグラムです.

ここでは準備する物を物理層から順を追って解説します(思想)

ケーブル選び編

まずはケーブルを選ぶ必要があります.こいつがないと始まらん.しかしながら,ケーブル選びはかなり厄介です.

理由としてケーブルには複数チップが載っていますが,これらを制御するファームウェアにバグがあるためです.

ケーブル上に載っているチップは主に,

  • シリアルとUSBを喋る子 FTDI製なことが多い
  • がんばるマイコン MicrochipのATMega162とかが多い
  • CANを喋る子

などが載っています.

ここでのミソはATMega162で,こいつの内臓ROMがEdiabasとやり取りするためのファームウェアを持っています.

しかしながら,このファームウェア自体にバグが潜んでいるバージョンが存在します.海外のフォーラムでECUWorxの中の人が

All E9x M3s and 2008+ M5s will require a K+D-CAN cable that is flashed with the EdiabasLib firmware. ECUWorx sells preflashed cables, grab one here. Without this type of cable, a DME brick is guaranteed https://www.ecuworx.co.uk/how-to/taking-a-full-dme-read-with-mss6x-flasher/

と叫んでいるのはこのためです.

具体的なバグは,

the firmware that was developed by One-stop electronics has a bug that causes some modules on the PT-CAN bus and all modules on the MOST-bus to be programmed with erroneous data. This phenomenon was first described by Mike Benvo in 2012, where he found every 253rd byte is junk data.

https://nam3forum.com/forums/forum/e9x-2008-2013/e9x-coding-tuning/11026-mss6x-flasher-now-released

で示されている通りです.

しかしながら,ファームウェアにバグが潜んでいようが,一応使えないことはないし,コーディング程度ならほぼほぼ成功するでしょう.

そのノリでFLASHを実行すると,DMEやらTCUがゴミになります.

解決策

1.バグのないファームウェアが書かれてるケーブルを買う.

2.ケーブルのファームウェアを書き換える.

3.お店に任せる.

一つ目の解決策は簡単です

バグのないファームウェアはECUWorxかBimmergeekで買えます.この二つから買えば間違いない.

くれぐれもECSとかで買わないように.

二つ目は少し厄介ですが,親切丁寧なpdfがあるので丸投げします.

https://www.sfbmwcoding.com/files/flashing_compatible_cable_ediabaslib.pdf

お金があれば三つ目にしましょう.基本的に時間も使うし,気力も使うし,物好きとかお金がないとかじゃない限りおすすめしません.